月見れば

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月みれば 千々(ちぢ)に 物こそ 悲しけれ 我が身ひとつの 秋には あらねど
 
    大江千里(おおえのちさと) 『古今集』秋上・193 百人一首・23

 月を見ていると、とめどなくさまざまな物事が悲しく感じられることよ。秋だから、そんな風に思われるのだろうか。秋は誰にでもやって来るもの、私一人にだけ訪れるわけではない。それなのに、自分一人だけが悲しいような気がしてならない。



 いよいよ秋も深まってきましたね。夕暮れ時に東の空にかかる月を見ていて、ふっとこの歌を思い出しました。「秋の心」と書いて「愁」。なにかしら物悲しい季節です。この歌を詠んだ大江千里は伊予の国の権守(ごんのかみ)だったこともあるそうですよ。愛媛に縁のある歌人なんですね。

撮影機材:Canon EOS 40D + TAMRON SP AF28-75mm F2.8 A09E 
※画像は2枚ともトリミングしてあります。

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