「最後の初恋」を観てきました


 この作品に関しては、さらっと感想だけ。

 まず、脚本がダメということはありませんでした。100分という短い時間でよくまとめたなぁと正直感じました。今日は女性サービスデーだったこともあって映画館は女性のお客さんが多かったような気がします。おそらくリチャード・ギアが大好きなんだろうなとおぼしき年配の女性も大勢。上映中、あちこちですすり泣きが・・・。私も泣かされたシーンがありました。

 リチャード・ギアが演じた医師・ポールは、ある事件がきっかけで人生を大きく狂わされてしまいます。それに関して、スコット・グレン演じる老人・ロバートが亡き妻の事を切々と語るシーン、これはね、本当に胸に迫る内容でした。台詞のひとつひとつに、素晴らしい愛と深い悲しみが満ちていて、ロバートのしわだらけの顔に宿る「人生」そのものが非常にリアルで、涙なくしてはとても聞いていられないほどでした。『君に読む物語』に共感して涙した人ならば、たぶんこれも泣いてしまうと思いますよ。

 主役二人は老けたとはいえルックスがいいので、熟年の恋愛も美しく見えましたけど、現実にはこういうのちょっとないかなーと思いました。ただ、良き母であることにこだわるあまり、自分自身の気持ちを封じ込めてしまったようなエイドリアン(ダイアン・レイン)がなんだか痛々しかったんですよねぇ・・・・。彼女の気持ちに共感できる40代~60代くらいの女性はかなり多いと思われますよ。私は、自分がやりたいことをすべてあきらめてしまっても良き母であろうとすることが「子供のため」とは思えないので、エイドリアンの価値観そのものに疑問を感じっぱなしでした。不実な夫を許すかどうか、という部分でも、現実にはもっと打算でどうするかが決まってしまいそう。

 自分らしく在ることや、真に護るべきは何か、誰なのか、ということ、いろいろ考えさせられる映画でしたね。設定はもう文句つけてもしようがないので、これはこれとして有り で観た方がいいと感じました。ネタバレしないように感想書くのが苦しい映画ですwww

撮影機材:Canon PowerShot A720 IS

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2007.10.19『君に読む物語』のレビュー

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