るり

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 朝、目が覚めてリビングダイニングに行くと、必ず「ミャァアーミヤァァアアアァー」とるりが鳴く。「お腹すいてるんだよー」「早く出してよー」という声。ケージから出してやって、朝ご飯を用意する間も、ずっと足元でグルグル動き回っている。

 いつもの場所に餌皿を置けば、あっと言う間に食べつくす。顔を洗っても、目の周りの汚れがなかなかとれない。濡らしたコットンで拭いてやる。その後は自分で念入りに毛づくろい。そして涼しい場所へ移動して、のんびりと寝転がっている。



 家に来てから2週間、まだ薬は飲ませているけれど、ノミも寄生虫も駆除が済んで、日に日に元気になり、やんちゃ度を増している。遊んでいるときのるりはかなり激しい。うっかり手を出そうものなら、爪や牙で攻撃されかねない。ひとしきりバタバタした後、古いバスタオルの上で毛づくろいして、呼吸を整える。迂闊に触るのは危険。興奮冷めやらぬるりには近づかないほうがいい。

 撮影するには、かなりの高速シャッターでないと被写体ブレがひどい。カメラを構える私に、るりはすぐにむかってくる。動作音に反応するのか、ウトウトしているときでさえガバっと起きて、こちらへスタスタスタと歩いてくる。あまり近寄られると撮れないのだが・・・。好奇心いっぱいの瞳。あらゆるものに興味を示す。凄い勢いでるりの脳内では情報がつながっているのだ。



 泣いていると、膝に上がってきて、前足でチョンと涙をぬぐうしぐさ。不思議なのだろう、人の目から水があふれてくるのが。小首を傾げて、じっと見ている青い瞳。るり、お前のその瞳に、私はどう映っているんだろう?

 猫は悲しくても泣かない。そのかわりに全身で悲しみを表す。喜びもしぐさで表現する。鳴き声で、視線で、身体の動きで、感情を表す。猫はいいな、と思う。人間のように、言葉を操らない分、猫の方が表現力豊かな気がする。シンプルに生きている。

 私も猫になりたい。


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