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はじめての自転車

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 子供の頃、ものすごい田舎に住んでいた私は、どこへ行くにも自転車で移動していました。都会のように交通量が多くない場所です。子供の足はいつだって自転車。幼稚園から補助輪つきの自転車で、友達といっしょに遊び場へ走ったのを覚えています。毎日毎日飽きもせず、早く遊びたくて必死にペダルをこいでいた、あの頃。

 はじめて補助輪をはずして走ったのは、たしか小学校へ上がってから。父が工具で補助輪の角度を毎日調整してくれたのです。最初は地面にぴったりとついていた補助輪が、少しずつ上へ。だんだん地面につきにくくなる補助輪、そのおかげで、1週間かからずに自然に補助輪無しで乗れるようになっていました。今のような頑丈な補助輪ではなく、曲げようと思えば簡単に曲げられる形の補助輪だからできたことですね。思えば、短気な父がよくそれほどまめに角度調節をしてくれたものだと、ありがたく感じます。

 姉のお下がりの、色褪せた自転車でしたが、私にとってはとても大事な愛車でした。転んだこともあります。ぶつかったことも。けれど、そうやって少しずつ危険を意識するようになり、転ばなくなり、怪我も少なくなっていくのが子供ですよね。近所の子供グループで、探検と称してけっこう遠くまで行ったりもしました。お腹がすいたらイタドリや野いちごを食べて、また走って・・・・。懐かしい思い出です。 

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