映画レビュー「LOVERS」


 過去ログから映画レビュー、本日午後6時からWOWOWで放映予定の「LOVERS」をどうぞ。

「LOVERS 十面埋伏」2005年6月13日

【ひとこと】
 二人の男の間で揺れ動く女心。チャン・ツィイーの魅力に酔え!

【物語のあらすじ】
 舞台は唐の時代の中国。朝廷を滅ぼそうとする勢力「飛刀門」一派の頭目を官吏達が仕留めたが、新頭目を探し出し、必ず討てと再び命が発せられる。隋風(スイフォン=金城武)と劉(リウ=アンディ・ラウ)は遊郭・牡丹坊の一番の売れっ子芸妓が怪しいとの噂を聞きつけ、内偵に出向く。出てきたのは盲目の踊り子・小妹(シャオメイ=チャン・ツィイー)素晴らしい舞の最中に劉を殺そうとして捕まってしまう。「新頭目は誰だ!?」と拷問にかけられそうになるところを隋風が助け出して脱出。それは新頭目を探る為の芝居だった。逃げる二人に非情にも追っ手の刃が迫る。そして・・・

【感想など】
 「HERO 英雄」が爆発的なヒット作となったチャン・イーモウ監督、今度は三角関係がらみの武侠映画ですよ。今が旬の女優チャン・ツィイーをめぐって争う男二人に金城武と実力派アンディ・ラウを配し、色彩豊かに悲しい戦いを描き出しました。俳優達のアクションも見事なら、中国の風景もまた美しく、驚嘆の連続です。

 ものすごく美しい映画でした!とにかくあの色彩感覚が素晴らしい。ほんとにストーリーなしでもいけるくらい美しいんですよ。それだけ観たっておつりがきます。ワダエミさんの衣装もイイですね。「HERO」も素晴らしかったけど、この「LOVERS」の衣装は★5つです。特に、竹林の中で緑の衣装を身にまとい立つチャン・ツィイー、綺麗でしたよ~。踊り子の衣装も素晴らしく、これはもう、他のデザイナーにはできない仕事でした。チャン・ツィイーってどうしてあんなに綺麗なんでしょう!!!あの顔立ちの美しさもさることながら、肩とか背中とか、とにかく、とにかく、美しい。輝いてました。

 お話は、「え?」というつっこみどころいっぱいなので、あえて言わないでおきます。劇中の刀の飛び方とか、明らかに物理法則まるで無視してますので、そういうのが気になる方はイライラしちゃうかも。二転三転する話には、「うーん、中国やなぁ・・・」と感じました。

 ただ、私は金城武がとにかく大好きなので、彼が馬に乗って森の中を疾走してるだけでも大満足なんですよ(笑)。この作品では女たらしの「風流人」の役でして、これがまた彼のキャラにぴったりはまりすぎでした。しまいにどっちが罠を仕掛けてたんだかわかんなくなる展開ってのも、「本気になっちゃったのね」と可哀想に感じたりしましたから、ファンは盲目。

 アクションは好き嫌い分かれるかもしれませんね。ワイヤー駆使した不自然な動きは嫌いな方だとちょっとしんどいかな。竹林の中での戦いや、花野での戦闘は大好きです。ラストの雪原でのシーンには、すみません、笑っちゃった。だってーおかしかったんだものー。ありえねぇ~の世界なんだものー。一番よかったなーと思えるのは、牡丹坊で小妹と劉が戦うところですか。小妹の着ていた衣装の袖が濃いピンクで、これを劉が刀で切り刻んでいくんですよ。その様子がまるで花びらが散るようで、非常に絵画的、美しい名場面でしたね。もちろん、3メートルもの袖を振って、小妹が太鼓を叩きつつ踊るシーンは必見です。

 この作品は「中国的」な荒唐無稽さもかなり目に付きますので、リアリティを追求したい方にはお薦めしません。主演した役者達のファンの方は、存分にご堪能ください。


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