お供馬の走り込み


 昨日撮影に行ってきました菊間の「お供馬の走り込み」詳細です。今治市菊間町にある加茂神社の秋季祭礼で執り行われる神事がこの「お供馬の走り込み」。正装した乗り子(1歳~15歳男子、ただし実際に単独で騎乗するのは小1くらいから)が、祭礼用の鞍や装身具によって飾られた神馬にまたがり、鳥居から境内まで約300mの参道を 一気に駆け抜けます。昭和四十年に県無形文化財の指定を受けているこの神事、単なる競争ではなくて、神社の境内まで全頭駆け抜けることが重要なんですよ。急こう配の坂もなんのその、一気に駆け上がった馬と乗り子には、観客から盛大な拍手がおくられます。

 やはり一番良いポジションは前夜からビシッと三脚立てられて、きれいに場所取りされてました。なんといっても、真正面から撮れる位置が背景気にせずとも良いのでね、皆さんまずそこを狙って行かれます。私は7時過ぎに現地に到着しまして、馬つなぎ場のすぐ前に脚立を立て、手持ちで撮影してきました。ほんの3時間ばかりの行事とはいえ、足腰・腕も疲れましたねぇ。



 馬つなぎ場のすぐ前だから、待ってる間も馬を撮り放題w 可愛いお目目です。お供馬って、乗り子の装束や馬の装飾が素晴らしくフォトジェニック。これを見ると撮らずにいられない気持ちになりますよ。人馬一体となって神社の参道を駆け抜けるさまは勇壮にして華麗。年に1度しかないイベントだってのがまた、カメラマンの撮影意欲をかき立ててくれちゃうわけです。



 もうもうと土煙を上げながら疾走する馬と子供。乗り子となる地元の男の子たちが、毎週末熱心に稽古して、この日に備えます。さすがにベテランの乗り子となると、馬のスピードも違います。手綱さばき、鞭の扱いも、堂に入ってますねぇ。



 小さい子はお兄ちゃんに支えてもらって騎乗します。数年後には、この子も立派な乗り子。伝統行事を支える一員となるわけですね。こうして地域の皆様に守られてきた「お供馬の走り込み」、毎年変わらず開催するには並大抵ではない努力、協力が必要ですよ。伝統をずっと守ってこられた地元の皆さんのご苦労がしのばれます。



 いよいよフィナーレ。10頭近くの馬がそれぞれのスタート地点から一斉に鼻先を神社の方へ向けられて、走り始めます。「ホイヤーホイヤ-ッ!」と独特の掛け声をかけつつ、猛スピードで目の前を走り抜ける、その迫力たるや、筆舌に尽くしがたいとはまさにこのこと。



 余裕の笑みを浮かべる子も、必死の形相の子も、みんなみんな立派に神馬を乗りこなす、素晴らしい技を見せてくれました。感動のシーン、本当にありがとう!また来年も、ぜひ撮影に行きたい!と思いながら、帰路につきました。関係者の皆さま、お疲れ様でした。

Canon EOS 40D + TAMRON B003

2008年10月19日の記事「お供馬撮って出し」

2008年10月20日の記事「お供馬 詳細」

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