ものおもい

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    人
            室生犀星

 帰り来つてまた我の去りなん

 哀(かな)し人を見ず

 愛(かな)し人もあらず

 人はやがて果つらん

 あの人もこの人も果つらん



 仔猫を撮っていると、時々、はっとするような表情に出会う。ただ可愛いだけではない、ものおもいにふけっている哲学者のような表情。

 blogにいつかupするつもりで置いてあったこの写真。仔猫はじぃっと考え深げに一点を見つめている。その目に何が映っていたのか、もはや知る由もない。ただ、今朝ふっと、先に掲げた室生犀星の詩が頭に浮かんだ。人の世の無常をこの小さな命がすべて知っているかのように感じて。

Canon EOS 40D + TAMRON A09 

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