saudade


 子供の頃から、しっかり者であることが、私の存在価値だった。本当は、泣き虫の弱虫なのに、強くて賢い人でいなければならなかった。一人で何でもできる。どこへでも行ける。誰とでも話せる。内心は不安でも、ものすごく恐ろしくても、顔には一切出さず。

 人前で泣くなんて、恥ずかしいこと。やってはならないこと。だから、泣くときはいつも一人だった。心許せる人に、泣いてもいいよと抱きしめてもらえたときの嬉しさは、言葉では言い表せない。私にも、泣ける場所ができた、弱いところを見せてもかまわない人が・・・。ずっとほしかった場所をようやく得られた、それは何にも代えがたい喜びだった。

 もしも、願いがひとつだけ叶うのなら、あの瞬間に戻りたい。




Canon EOS 40D + TAMRON B003 or  TAMRON A09
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石手寺の住人達

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 連休明け、ひさしぶりに石手寺を訪れてみると、見慣れない顔が迎えてくれました。キジの仔猫、お墓のクロちゃんジュニア(お兄ちゃん)といっしょにいます。お墓にはもう1匹三毛猫母さんがいるのですけど、どうやらこのキジチビは流れてきたコ、三毛猫母さんやお兄ちゃんにじゃれついてはうるさがられていました。



 土産物屋さんのあたりにはキジ兄弟がいたのですが、小さいコは姿が見えなくて、大きいコがいました。小さいコはすごく元気でひとなつっこかったので、どなたかがもらってくださったのかも?



 あいかわらずの貫録、しっぽさん。最近仔猫を産んだらしいです。



 独眼竜は狩りに夢中w 女の子なんですけどねぇ。



 境内に白黒さんと独眼竜のお姉ちゃん。仲良しですね。

 石手寺にはさまざまな人が出入りします。猫もかなり入れ替わります。以前と比べると、ずいぶん数も減りました。お遍路さんたちには「あら、猫ちゃん。可愛いね~♪」と好評みたいです。竜馬BOSSや眠いさんみたいに、キャラクターが立ってるコが今はいないので、ちょっと残念な気もします。


Canon EOS 40D + TAMRON A09

ジェラシー



 暗がりに

 燃え上がる

 情念の焔





 あ、これは「嫉妬」だな。

 気づいたら、私はそこから離れる。自分の中の「嫉妬」の感情、あるいは、相手の中の「嫉妬」の感情に。理屈でどうこうできるものではない。頭で考えて変えられるものではないから、気づいた瞬間に、後も見ないで逃げ出すのだ。追いつかれてしまわないよう。

 ある種の「愛情」や「憧れ」が、なにかのきっかけで「嫉妬」に変容してしまうことがある。どれほど理性的な人であっても、予測はできず、抗いがたい。時間が経てば、薄れることもあるものの、ほとんどの場合、なんらかの形で「犠牲」が出る。だから恐ろしい。

 遠ざけておきたい、「嫉妬」。手に負えないほど増殖してしまう前に離れる。傷つけないよう、傷つかないよう、距離をできるだけあけて。

撮影地:松山市窪野町(北谷)
Canon EOS 40D + TAMRON B003

マグノリア で マクロビオティックランチ



 マクロビオティックランチの食べられるお店「マグノリア」さんへ行ってきました。友人が、「マクロビオティック」に興味があるからと誘ってくれたので。写真のランチはメインディッシュにスープとサラダがついて1200円です。

 主食は玄米。これが意外にも食べやすくてビックリ!もっとボソボソして硬いイメージでしたが、すっごく美味しいんですよ。肉・乳製品・精白された砂糖・加工品を一切使っていないお料理は、これまた滋味豊かでどれもこれも美味しい♪味付けは味噌や醤油、酢で。白砂糖を使わなくても、米飴、玄米甘酒、メープルシロップなどで十分甘みが出せるのだとか。薄味で、非常に食べやすいと、友人も絶賛しておりましたよ。

 有機栽培の材料を使ってあるので、体の中に悪いものをためこんでしまう恐れがありません。噛んでいると、その食品本来の旨味がじんわりと口中に広がるのです。濃い味付けに慣れてしまった人には、最初物足りないと感じられるかも?ですけど、私たちはいっぱい噛んで、ゆっくりと味わって、美味しくいただきましたよ。

 「マクロビオティック(Macrobiotic) 」とは、簡単に言うと「長寿法」「アンチエイジング」ってことで浸透してきた言葉らしいです。本来は「心身の病気の原因はすべて食にある。食を見直し、健康な体に。」ってことで。地元の産物を、発酵調味料やだしで味つけし、陰陽のバランスを整える食事をすると、人間に本来備わっている健康を維持する力が発揮され、結果的にアンチエイイジングにもなるんですね~。 



 大きな窓が開け放たれて、田園風景を楽しみながらランチをいただけるカウンター席には、初秋の涼しい風が吹き抜けていました。午前中早めについてしまったため、店内の商品をいろいろ拝見しながらランチができあがるのを待ちました。







 食品も、化粧品も、「わ、こういう商品があるんだ!」と、いちいち感心するこだわりの品ぞろい。健康と美容に興味・関心がある女性の心をぐっとつかむこと間違いなし。私も友人も、食い入るように並んだ商品を品定めしてしまいましたw だってー、いくつになっても若々しく綺麗でいられたら嬉しいじゃありませんか~。体の内側から健康で綺麗になりたいでしょ?



 青空を眺めながら、楽しいおしゃべりと美味しいオーガニックコーヒーを味わうひととき。幸せ~な休日なのでした。


☆★☆ マグノリア の 詳細情報 ☆★☆

 住所:今治市玉川町長谷甲1060-1
 電話:0898-55-4350
 営業時間:9:00~18:00 土・日・祝は10:00~18:00 ランチは12:00~
 定休日:月・水・祝
 席数:25席
 駐車場:10台

Canon EOS 40D + TAMRON B003

Simple


 先日、テレビを見ていたときのことです。世界文化賞の絵画部門で、日本人写真家・杉本博司さんが受賞なさったというニュース。私はこの方のお名前すら存じ上げないという不勉強な輩ですが、杉本氏の代表的な作品が画面に映し出された瞬間、背筋がゾクゾクゾクっとしましたよ。

 横位置の、モノクロ写真。写っているのは海なのか湖なのか、ド真ん中に水平線!?普通は撮らない、いや、撮れない構図。これ以上ないほどのsimple。なのに、その画からは圧倒的なオーラが感じられる、そういう写真でした。

 もう、トラウマになりそうなくらいの、凄さだったんです。あんな写真を見せられたら、何も撮れなくなりそうな。説明できない、言葉になんかなるわけない、独特な世界、でした。あきらかに、唯一無二の美の瞬間をとらえた画、この人にしかきっと撮れない、そういう画だったのです。

 なんでも、つきつめてしまえば、simpleにいきつくんじゃないかと私は思っています。究極に美しい女性は、高価なドレスや宝石をまとった姿ではなく、裸体であるように。すべてそぎ落として、これ以上削れないくらいにsimpleにして、結果が究極の美になる、それが芸術かもしれないって、そう考えました。

 世界は「美」で満たされている、カメラを持って、最初の頃に感じました。今でもその気持ちは忘れていません。気づかないだけで、身の回りに美しいものはあふれています。それに気づくかどうか、カメラを向けられるかどうか、なんでしょう。気づいて、カメラを向け、シャッターを切った者だけに、見ることを許される世界があります。追いかけ続ける価値のある、素晴らしい世界です。

 一瞬で、魅了される写真。目の奥に焼きついて離れなくなる写真。心を鷲掴みにされるような画。いつかは私にも、撮れるようになるだろうか?と思いながら、今日はsimpleにとこだわって撮った画を選びました。見てくださる皆様の心に触れる何かがあればいいなぁと願って。



Canon EOS 40D + TAMRON A09

ピさんファミリー

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 昨日、日が暮れてからですが、ピさんの様子を見に行ってみました。暗かったので写真の画質がかなり悪いんですけど、様子はわかってもらえるかと思います。



 ↑このコは今まで姿をチラッと見かけたくらいで、写真におさめることができなかったんですよね。ものすごく用心深いコなんです。毛色は黒サビ。とっても俊敏です。ピさんの仔猫4匹のうちの1匹です。



 ↑おなじみ「ちゃとらん」です。元気そうでした。あいかわらず甘えん坊。ピさんにしょっちゅう甘えています。




 ↑このコ、だいぶ前からここにいます。捨てられたんじゃないかと思うんですよ。ピさんの仔猫ではありません。だからピさんに近寄っても威嚇されて追い払われます。ちゃとらんや黒サビちゃんとは遊んでますが、今いちなじめてない、「よそ者」扱いです。毛色、複雑ですね、白っぽい三毛ですかね。



 ↑草むらでくつろぐピさんと、ちゃとらんたちの後をついていく白ミケさん。ピさんはまだ体調が回復していないみたいです。呼べばやってきてくれますけど、体力温存中、という雰囲気。Aさんのお話では、ご飯はしっかり食べているみたいです。



 ↑このコは以前梅津寺にいた「養子くん」と呼んでいたコです。車にはねられて死んでしまいましたが・・・。このコと白ミケさんは、なんとなく顔つきが似ています。もしかしたら、同じ人に捨てられたのかもしれません。

 梅津寺には野良猫がたくさんいました。今も何匹もいます。餌をくれる人はいますが、生活環境としては非常に厳しく、病気や事故で死んでしまう猫もいっぱい。捨てられた猫を見かけることが多くて、そのたびに胸が痛みます。

 防波堤の下やテトラポットの隙間には、不法投棄されたゴミがたくさん見えます。せっかくの美しい海も、心ない人の非常識な行いのためにどんどん汚されていきます。悲しいことです。

 ピさんや仔猫たちの里親になってくださる方、もしもいらっしゃいましたら、このblogにメッセージをください。なにぶん野良猫なので、私一人では捕まらないかもしれませんがw Aさんにご協力願って、お手元にお届けできるようにします。猫を可愛がってくださる方、最期まできちんとお世話くださる方、不妊・去勢手術もして室内飼いできる方、ご連絡をお待ち申し上げております。

Canon EOS 40D + TAMRON B003

華迷宮


 人生って

 意外とフクザツ




 毎日毎日忙しくて、やりたいことより、やるべきこと。ひとつかたづけても、またすぐ次!あぁ、目がまわりそう・・・なんてボヤく暇もなし。ほんとはシンプルに考えたい。でも「事情」ってやつが許してくれない。どうすりゃいいのよと自棄になる。でも、時間は待ってはくれない。そう、魔法が使えるわけでもない。

 そのうち自分でもわかんなくなる。ネェ、アタシ、ホントハ、ナニガシタカッタノ?自問自答のくり返し。やだやだ、もうやだ、もう知らない!ほっぽりだしてしまえたら、きっととっても楽!だけど・・・

 迷路みたいな人生。歩くことができるのは、自分だけ。立ち止まっても、休んでも、最後まで歩けるのは自分だけ。だぁれも代われない、代役はいない。ちょっと深呼吸して、さぁやるか!がんばれるのは、自分だけ。

※撮影地:松山市東川町(日浦)
Canon EOS 40D + TAMRON A09

まっさら


 ちいさい ねこ♪ は、今日で満2歳。るりの体調不良の時一日をのぞいて、毎日更新を続けてきました。思えば長いようでもあっという間の2年間でした。さまざまなことがありました。迷ったり悩んだり落ち込んだり、もうやめようかと、くじけそうになったこともいくたびか。それでも、これまで続けてこられたのは、ひとえに、このblogの更新を楽しみにしてくださる皆様のおかげです。心から深く感謝しております。いつもいつも私を励ましてくださる皆様、ありがとうございます。その優しさ、温もりに、私は支えられてまいりました。

 3年目に入りますが、これまで以上に、楽しんでいただけるblogを目指します。まっさらな気持ちで、優しいまなざしで、日常の風景を撮り、言葉にしていきます。ずっとずっと、この場所にいられるように、がんばります。これからも ちいさい ねこ♪ をよろしくお願いいたします。

※撮影地:松山市東川町(日浦)
Canon EOS 40D + TAMRON A09

朝焼けの空と ピさんのこと

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 今朝の空、朝焼けが綺麗でした・・・・・。

 昨日、お知らせした梅津寺のピさんですが、助けてくださったAさんに無理やりお願いして対面してきました。9月17日(木)に、車かバイクにはねられたらしい、とAさん。たまたまAさんが瀕死のピさんを見つけて、動物病院へ搬送してくださいました。野良猫だから、最初は「安楽死させたほうが・・・・」と言われたそうです。でも、Aさんが術後の世話をするから、ということで、緊急手術、結果ピさんの命は助かりました。

 下顎の骨の中央付近が折れていたので、ワイヤーでつなぎとめてもらったそうです。このためにピさんは現在口がしっかりしまらず、流動食かウェットフードを食べさせるしかない状況です。顔の左側は事故のときに衝撃を受けたようで、目の上にはまだ傷が残っており、左目は機能が衰えているように見えます。

 車の中でピさんをキャリーから出してもらい、写真を撮らせていただきました。ピさんはずっと鳴いていて、外へ出たがって、車内をグルグル動きまわっていました。動いている様子を見ると、内臓などの深刻なダメージはなさそうに思えます。でも、お腹にいた仔猫たちは、助かりませんでした・・・・・・・。

 私が予想していたよりも、ずっと回復していたピさん。Aさんの手厚い看護のおかげです。あずかってくださる方が見つかっていないため、ピさんは今日にも元の場所へ戻されます。Aさんは梅津寺にお住まいの猫好きな方にもお願いして、ピさんの様子には十分気をつける、とおっしゃいました。一度関わったからには、世話するのが本当なのに、家で飼ってあげられなくて、もうしわけない、と。

 野良猫がはねられていた、死にそうだった、だから動物病院へ連れて行った、それは言葉にすれば簡単に思えるかもしれませんが、実際に行動に移すことは非常に困難です。時間もかかります。血まみれの猫を運べば、車内や服だって汚れます。費用もかかります。でも、Aさんはピさんを助けてくださった、そのこと以上に何かを求めるなんてできません。Aさんは十分よくしてくださったのですから。

 私も時間と事情の許す限り梅津寺へ様子を見に行く約束をして、Aさんと別れましたが、頭が下がるとはまさにこのことです。野良猫のために、こんなにまでしてくださるAさん、本当に優しい方です。なんとこのblogをみてくださって、私の家にはるりがいるからと、手土産に猫用おもちゃを添えてくださいました。私の方こそ手術費用の一部負担とか、何かできることをさせていただかないといけなかったのに。

 そして、Aさんのお宅で今飼われている猫の1匹は、ピさんの妹、眼病で両目がふさがっていて、動物病院へ連れて行った、あのコ!「カール」と名付けられたピさんの妹は、すっかり大きくなり、可愛くなって、健康そうでした。ピさんといっしょに連れてきてもらって、対面させてもらえたときの嬉しさ!!あ~~~元気で生きていてくれたのね~~~~♪と小躍りしたい気分でした。Aさん、本当にありがとうございます。

 昨日撮ったピさんの画は、けっこう衝撃的ですので、痛々しい姿が苦手な方はどうぞ見ないでいてください。引き続き、里親さんは募集したいと思います。このblogのメッセージBOXにお知らせください。それでは、ピさんの写真をスクロールして、どうぞ。
























 口元がかなり歪んでいますが、数週間後にはワイヤーをはずすので、口もしっかりしまるようになるはずです。

Canon EOS 40D + TAMRON B003
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