シンボルポール

大街道 一番町側の入り口に建てられたシンボルポール
正岡子規の直筆をうつして「大街道」と書かれている。
掛乞(かけごひ)の大街道(おおかいどう)となりにけり 子規 (明治25年の作)
掛乞(かけごい)というのは、売掛金の集金人だそうな。
年末になると、大街道の各商店でも売掛金の決済を行う。
それで、師走の大街道にはたくさんの掛乞が忙しく往来することになる。
いかにも慌ただしいその様子を子規はこう詠んだ。
大街道の「ラフォーレ」跡地には2015年8月26日「アエル松山(AEL MATSUYAMA)」がOPENした。
1~2階に商業施設 3~4階には結婚式場 5~13階はカンデオホテルズ
アエルのすぐ前に「イロハモミジ」の木
俳句を書く短冊と同じ比率(1:6)のベンチなど
「俳都・松山」を印象付けるさまざまな物が設置された。
このシンボルポール(街灯)もその仕掛けの一つ。
冬蟷螂
三島神社

伊予市双海町高岸1320 にある「三島神社」の楼門です。
二層の楼門の立派なこと!
「夕やけこやけライン」と呼ばれる国道378号線からちょっと山側へ入りますと、長い石段があって、登ればこの楼門に行けます。

楼門の四方の彫刻がすごいんです。
龍や魚、うさぎ、植物、さぞや名高い匠の作品であろうと思わせます。

この三島神社の起源がまたおもしろい。
なんと亀が、背中に金幣を輝かせながら浮遊して渚に走り上り、森の中に入った、そこに社を建てたのですって。
奈良時代、神亀元年に大山祇神社を勧進したそうです。
(うっかり真正面から社を撮影しておりますが、ご勘弁を・・・・)

神社の狛犬は階段の途中にあって、社のすぐ前には狛亀が鎮座しておりました。
迫力あるお顔ですなぁ。
石段を登って来る途中には、大きな椎の木が何本もありました。
伊予市指定の天然記念物なのだとか。
神域を護る大木も見応えがあります。
意外と知られていない名所、お近くにお越しの際には、お参りなさっては?